和ごころ

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下駄職人さん手づくりのカラス表草履

ひろしま夢ぷらざで開催されている“賀茂台地特産品フェア”に桐下駄職人の澤田満明氏が来られていると聞き、遊びに行ってきました。

c0029148_20122683.jpgたくさん並んでいる下駄の中、ひときわ目立っていたのが、からす表下駄と南部下駄。

畳のような台ですが、この素材、何だか分かります?ワラではありませんよ~。
(ワラだったらワラ草履じゃん・・・笑)

これは沼地や野生地に自生している“葦(アシ)”です。葦の繊維に沿って裂いて、その繊維を織機で織っているんだそうです。

中国をはじめとするアジア諸国にも葦は自生するそうですが、コシが弱いようで、織ると切れちゃうんだとか。だから、澤田さんのつくる下駄台は純日本製。

たまご色の台を「南部下駄」、茶色の台を「からす表」と言います。そして、白っぽい色の葦だけを寄せ集めた台を「朱呂(しゅろう)」と言うんだそうです。

c0029148_2058592.jpg私が一目惚れしたのは「からす表」。工房からお持ちくださっていたたくさんの鼻緒の中から澤田さんが見立ててくれたものを早速とりつけてもらいました。
c0029148_20375147.jpg下駄への愛情が深い澤田さん。いろいろお話をしてくださいました。写真撮影にも快く応じてくださり、途中、
「今だといい写真が撮れるんじゃないでしょうか?」
とご自身から声をかけていただいたほど。(笑) 
はい。いいお写真がとれました。少しかしこまってますけど・・・。

澤田さんのお人柄にすっかり魅了された私は、近々発行するきもの新聞の人物インタビューの取材を申し込んじゃいました。新聞発行を心から応援してくださり、取材もご快諾くださいましたので、その時はしっかりインタビューしたいと思います。

c0029148_2041051.jpgで、仕上がったからす表下駄は → 
鼻緒の中心(親指と人差し指で挟む部分)を「前つぼ」と言います。
写真だと分かりづらいと思いますが、この前つぼの色が全体を引き締めています。この色がまた特別で、“正円色(しょうえんいろ)”というんだそうです。

はやく履いてお出かけしたいのですが

「履物はなくてはならいもの。三碧(さんぺき)の大安の朝におろしてくださいね」

と、暦の大事についても教わりました。

近々の三碧木星・大安は10月1日みたいですね。
袷への衣替えでもあるし、ちょっとおしゃれにお出かけでもしてみましょうか。(^.^)


澤田満明氏に惚れこんだ方が開設しているサイト
>> http://www.geocities.jp/tierrakoya/kawabe/index.htm

教わったことはまだまだたくさんありますので、少しずつ紹介していきますね。(^.^) 夢ぷらざに2時間以上はいたと思います。(笑)
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by kitsukebijin | 2005-09-18 19:57 | きものショッピング